2019年の振り返り

2019年は自分のやりたいことが見つかったり、それに向かって日々頑張ることができて、ここ数年で一番充実した1年でした。 初心に帰る意味も込めて、エンジニアとしてこの1年でやってきたことを振り返ろうと思います。

1-3月 就活不安

大学2年でした。3年から就活が始まるのに、やりたい事が見つからず、焦っていました。大学での専攻が生物だったので、もう何も考えずに、みんな食品や製薬系に就職するし、それでいいかなと思っていましたが、やりたいことではなかったので、ただただ不安でした。

2年の授業でPythonをやったのが楽しかったことを思い出しました。 (「せっかく理系に来たのだから、専門性を生かさなければ」と考えてしまっていて、PythonやRを分析で使うデータサイエンティストを目指そうとして、挫折したこともありました。(2年の夏)2ヶ月ほど、大学院で解析について学ばせていただきましたが、そこでデータサイエンティストもなんか違うなあとなり。。。)

色々調べているうちに、WEBエンジニアについて知りました。 初心者が学習しやすいのと、何ができるかイメージしやすかったこともあり、WEBエンジニアを目指すことにしました。

4-5月 プログラミング開始

動画教材で、WEBの基礎固めを行っていました。大学が終わったら速攻図書館に行き、毎日8時間ほどHTML, CSS, JavaScript, PHPの基礎をひたすらやっていました。孤独でしたが、コードを書くのが楽しくて、あっという間の日々でした。デザインの本を買って、模写をするのがメインでした。 夏にインターンに参加したかったので、何かアウトプットもしなければ、ということでフレームワークを用いず、Instagramを作ったり、それを Laravelで作り直したり、Herokuにデプロイしたりしました。これがめちゃめちゃ難しくて、挫折しそうになった記憶があります。

6月 WEBサービス開発、インターン面接

インターンの面接に2社申し込みました。IT系は予想以上にカジュアルで、せっかく買ったスーツを一回も来ませんでした(笑)面接もオンラインだったので、色々びっくりしました。

未経験で、しかもプログラミングを始めて2ヶ月でしたが、

  • 一人でコツコツ勉強していること(自走力)

  • アウトプットをしている点

が評価されて、1ヶ月のインターンをさせていただけることになりました。 2社目では選考課題が課されましたが、以前作ったInstagramと似たような制作物を作るというものだったので、復習も兼ねて作ることにしました。2社目のインターンも決まりました。 今思えば、私は自分の技術力に自信がなかったため、絶対に落ちない企業ばかり受けてしまっていたので、そこは後悔しています。もっといろんな企業に挑戦するべきだったと思います。 この当時はサーバーサイド( Laravel)が楽しく、サーバーサイドエンジニアを目指していました。

7月 WEBサービス開発

2社目のインターン先で課された選考課題をやっていました。 LaravelだけでなくフロントはVueを使ってみることにしたものの、初めてVueを触ったこともあり、JSやフレームワーク特有の状態管理に苦しんで、再び挫折しそうになっていました。今思えば、大したことないですが、ajaxで詰まっていたようで、成長したなあと感じています。 こちらが完成したものです。いや、画像表示されてないし、パンくずリストないし、レイアウトずれてるし、画像の画質最悪だし、色々やばいですが、頑張ってたなあ、自分ということでOKとします。

8月 インターン(1ヶ月)

1社目のインターンでした! 毎日10:00-19:00で開発させていただけ、本当に幸せでした。。。この時「コードだけ書く人生」を今後の目標に決めたような気がします。詳しくは書けませんが、社内ツールの開発をしていました。他のインターン生がいなかったため、一人で開発をすることになりましたが、担当のエンジニアの方から、欲しい機能を提案していただいて、 欲しい機能(「ここに一覧表示欲しいな」)→(自由に)作る→プルリク→マージ→次の欲しい機能、、、 という感じで、開発してしていました。最高。 この時初めてGitHubを使って開発しました。gitは当時の私は怖くて、commitとかmergeとかなに・・・・って感じだった記憶があります。懐かしい。それもすぐ慣れましたが!知らないことばかりで毎日吸収することばかりでした。 それに、ここで内定をいただけたのもうれしかったですね!ベンチャーってゆるい!笑

9月 インターン(2週間)

4月からひたすらにプログラミングに捧げてきたこともあって、ちょっとお休みしようということで、2週間コードを書かない日々を送りました。友達と遊んだり、研究室を決めたり、夏休みを満喫していました。 9月の下旬からは2社目のインターンでした。人生2回目の東京で、知らない人ばかりなのに、エンジニアは男子ばかりで、孤独死しかけていました。(東京まで遊びにきてくれた友達に1週間でやつれたね・・と言われてしまいました笑) 地元で就職する予定でしたが、私が思っていた以上に東京はいい街で、東京で就職したい欲が増してしまって。技術を追うなら絶対に東京に来なきゃダメだなあと、身をもって感じました。この時東京に来れて本当に良かったです。

10月 Reactの勉強

Twitter経由でインターンのお誘いを受けました(驚き) Twitterで自分がやってきたことを毎日記録していたのを見ていてくださった、つよつよエンジニアの方が声をかけてくださいました。こんな素晴らしい縁があるんだなと。 自分が頑張ってきた事が誰かに認めてもらえるのって、生きてて良かったなと思える最高の瞬間だと思います。 そしてReactの勉強を始めました。これおすすめです! また、WEBの基礎を勉強しなおしていました。

11月 フロントエンドに転向

フロントエンドカンファレンスに参加しました。初めてのカンファレンス参加で、エンジニアの人たちのノリや技術の話、難しくて全然わからなかったのに、ひたすらに楽しくて。運営をやっている友達が羨ましかったです。この時次は運営やろう!と思いました。 また、サーバーサイドエンジニアではなく、フロントエンドエンジニアを目指すことにしました。インターンでfirebaseはいいぞ、といろんな方から聞き、サーバーサイドいらないじゃん・・・と思ったり、このままLaravelで開発していていいのかな。と不安に思っていたこともあり、このタイミングで完全にフロントエンドに決めました。

12月 インターン(React)

ReactとFirebaseでアウトプットをしていました。ドキュメントを見れば簡単かなと、なめていました。Firebaseより、JavaScriptのできなさに直面して、素のJavaScriptを勉強し直さなければ・・・と思っていたら、TypeScripやりな、Hooksはいいぞ、とReactは奥が深いようで、やる事がたくさん見つかりました。幸せすぎ・・・

また、12月の後半から、Reactでの開発が始まりました。 大学があるときは、日中コードを書く事ができないので、実家で1日中コードが書ける冬休みって最高すぎます。こんなに幸せな人生があったなんて・・・生きてて良かったと思う毎日です。自分の未熟さを知るのは辛いですが、周囲の方々の人としてはもちろん、エンジニアとしての素晴らしさに触れる事ができる最高の機会を無駄にしないように、できる限り学ばせていただいています。

最後に

私のエンジニアとしての目標は「コードだけを書く人生」です。 エンジニアは、技術の記事を書いたり、カンファレンスで登壇したり、色々エンジニアとしてのアウトプットも重視すべきであることは理解しています。でも、今の私はコードを書くのが楽しくて、今の最新のベストな技術、設計を学び、開発をできる事が何より幸せだということに気がついてしまいました。 10月、11月は研究室が忙しく、開発もできず、物理的にやりたくないことをやる時間が多くなってしまい、ひたすらフラストレーションが溜まっていました。また、どれだけインプットをしても、インターンで開発ができなければ、自分の成長が止まってしまったような感覚に襲われました。

今の私にとっての幸せは、

  • 自分が極めたい言語、技術を使えること

  • 尊敬できるエンジニアの方と働けること

  • たくさんコードが書けること

です。

本当に4月の私からは想像できないほど、素晴らしい1年でした。 感謝の気持ちを忘れず、2020年も努力を惜しまず、日々成長していければ、と思います。 2020年もよろしくお願いします。